ノッルの雑記

人生ポケモン

【S7最終971位,レート1851】SVシングル使用構築 超先制パオイルカイサム 【ポケモンSV】


ご閲覧いただきありがとうございます。
ノッルと申します。

 

皆さんシーズン7お疲れ様でした。

7か月目にして初めてSVランクマの最終3桁順位をギリ達成したのでSV初の構築記事を書きました。シーズン2で3桁圏内逃して以来なので嬉しいです。

部分的にでも見ていってくれると喜びます。

カード作成→https://www.cardman.org/

 

戦績-メイン

f:id:Salamence63:20230701102306j:image

戦績-サブ

f:id:Salamence63:20230701102331j:image

 

 

コンセプト

ストッパーになりえるポケモンへの崩し手段を複数用意し、崩し後通りの良くなったアタッカーの積み&先制技で相手を制圧する。


構築経緯

前期から使用感の良かった渦カイリュー・パオジアン・HBウルガモスから組み始め。

カイリューがイーユイなどに上から殴られて倒されるのが嫌だったので、神速持ち渦カイリューの型で採用。

パオジアンがよく水ロトムなどの水タイプに止められていたので、その辺を崩せる草テラス珠パオジアンの型で採用。

ウルガモスは調整はそのまま、鬼火型が強く出られなかったラムカイリューなども崩しに行ける岩テラスウルガモスの型で採用。

ここまででハバタクカミやミミッキュが舞ったウルガモスでしか勝てず、キョジオーン入りにも弱かったので、その辺に後投げして有利が取れる隠密ハッサムを採用。

飛行テラスカイリューが初手からタコ殴りしてくると崩壊するのと、ハバタクカミ入りへの選出幅を広げたいのもあって、後投げからクッション役になれるアーマーガアを採用。

まだイーユイなど高速アタッカーが重かったので、先制技で上から縛れて他ポケモンとの打ち合いも弱くないイルカマンを採用。


選出・立ち回り

ガモスの通りが良さそうな時。アマガをクッションにして有利対面をつくる。


@1

ラッシャ入りに。パオを受けてきたラッシャを草テラバで崩す。
カイリューがいるとより安定して崩せる。

 

@1

キョジオーン入りに。ハッサムで塩漬けを受けた後イルカマンの身代わりで詰める。

 

@2

カバイーユイガッサ系統に。
カバには渦アンコ、イーユイには神速、ガッサには渦神速でかなり荒らせる。


個体解説

カイリュー(うずら)@ゴツメ

テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
努力値:H244 A28 B44 D4 S188
実数値:197-173-121-x-121-124
神速/炎のうず/羽休め/アンコール

・準速キノガッサ+2
・テラス神速→B4振りパオジアン確定2発

俺しか使ってない自慢のカイリューだと思ったら中盤で結構見かけた。ディンルーラッシャを大きく削れる渦カイリューの強みと、神速でパオイーユイなど高速アタッカーを縛る強みを足して2で割ったような性能で、技一つ見てどちらかの型のみを警戒してくる相手の意表を突けるのが強かった。ゴーストタイプには無力。

 

アーマーガア(カラスミ)@オボン

テラスタイプ:ノーマル
特性:ミラーアーマー
性格:わんぱく
努力値:H252 B116 D140
実数値:205-107-154-x-123-87
アイへ/蜻蛉返り/挑発/羽休め

・C252眼鏡ハバタクカミのシャドボ→オボン込で確定3発

このポケモンが入ってからハバタクカミ・飛行テラスカイリューにサイクルできるようになり、パーティの安定性が段違いに上がった。挑発で起点化しづらいのも偉い。

 

ハッサム(ハッサク)@隠密マント

テラスタイプ:水
特性:テクニシャン
性格:わんぱく
努力値:H252 B252 D4
実数値:177-150-167-x-101-85
バレパン/蜻蛉返り/インファ/剣舞

クッション兼アタッカー。パオカミミミらへんを先制技で縛るのは勿論、マントのおかげでキョジオーンに後投げして対面操作、なんなら起点にして全抜きも狙えるのが強かった。水テラスはイーユイ意識だったが全人類悪の波動を打ってきたので意味がなかった。

 

ウルガモス(おこげ)@厚底ブーツ

テラスタイプ:岩
特性:炎の身体
性格:臆病
努力値:H244 B220 S44
実数値:191-x-113-155-125-138
炎の舞/テラバースト/蝶の舞/朝の陽射し

・S+1で最速テツノツツミ抜き

相手に使われて強かったポケモンNo.1。1舞するだけでカイリューサフゴパオカミミミといった並び全てにそこそこ有利が取れるため、刺さるパーティにはめちゃくちゃ刺さった。ここまで防御に振っても物理耐久がペラペラで、岩テラス後に地震打たれたりすると終わるのでテラスの切りどころはシビアだった。

 

イルカマン(けすほうほう)@食べ残し

テラスタイプ:水
特性:マイティチェンジ
性格:意地っ張り
努力値:H220 A252 S36
実数値:203-233-117-x-107-125
ジェッパ/ビルド/アンコール/身代わり

・準速キノガッサ+3

終盤に入ってきてパーティパワーを底上げしてくれたヒーロー。本当にジェッパしか打たなかったので気づいたらワンウェポンになっていたが、おかげで電磁波で誤魔化してくるカイリューや鬼火持ちの物理受けなどに滅法強くなれた。

パオジアン(ユキ)@珠

テラスタイプ:草
特性:災いの剣
性格:陽気
努力値:A252 B4 S252
実数値:155-172-101-x-85-205
つらら落とし/噛み砕く/不意打ち/テラバ

突っ張ってきた水ロトムマリルリ、ヘイラッシャを幾度となく破壊した崩しの神。特にラッシャはHB特化だろうが草テラバで7割くらい持っていくため、欠伸で流されても回復が追い付かずに詰め切ることができるのが最強だった。3桁台に突入してもあまり読まれなかったのがグッド。


重いポケモン・並び

ディンルーラッシャ+スカーフイーユイ

パオジアンの草テラスで崩しに行くとイーユイがきつく、カイリューのノーマルテラスでイーユイを倒しに行くとディンルーラッシャの地震・地割れが通るようになり、ステロによりサイクル戦もしづらいので対処が難しかった。

 

テツノツツミ

なるべく先制技で縛りたいがゴーストテラスで神速、水テラスでバレパン、身代わりで不意打ちが透かされるためかなりシビアな立ち回りを要求された。

 

ドヒドイデ

本当に無理。一時期ハッサムを電気テラステラバ型にしていた時だけは崩せた。


今シーズンの所感など

四災の圧倒的パワーに対して誤魔化しが効くポケモンが少ない環境で、かなり頭を悩ませたが流石に3か月目ともなると並びも固定化されつつあった。その並びに安定した動きが取れて、尚且つ四災の上振れ要素を拒否することが勝利に繋がると感じた(今回だと先制技を多めに取り入れたこと)。レギュD環境は単なるパワーアップというより、構築や立ち回りの幅が広がるような環境になると感じているので、どう変わっていくか今から楽しみである。

 

しょぼ順位ではありますが何とか最終3桁に漕ぎつけることができてようやくテラスタルにも慣れを感じられたし、ただの日記置き場と化していたこのブログに新しい風を吹かせることができて良かったです。

あと最近はYoutubeポケモンの実況動画・ネタ動画をマイペースに上げてるので、見てくれると喜びます。チャンネル登録してくれると泣いて喜びます。

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最後まで見ていただきありがとうございました!

【日記】俺とアニポケ【めざポケ最終話】

 ご閲覧いただきありがとうございます。

ノッルと申します。

 

2023年3月24日をもってしてアニメ「ポケットモンスター」シリーズはサトシとピカチュウにフォーカスを当てた物語の幕を閉じることとなりました。

思えば1999年に生まれた自分は物心ついた時からアニポケを見てきて、ゲームと共にポケモンというコンテンツに育てられてきました。

今回はそんな自分とアニポケとの思い出を振り返っていくだけの日記です。離れていた時期もあり、見てた時期の記憶も曖昧なので軽くにはなりますが、よければお付き合い下さい。

 

無印

物心ついてない。がポケモンサンデーという神番組の再放送のおかげで部分的にかいつまむことができた。ヒトカゲバタフリーなど主要なエピソードはポケサンのおかげで抑えられた気がする。あと家族でカラオケした時に一生めざポケを歌っていたらしい。

映画はミュウ逆ルギ爆ドキドキかくれんぼ(何故?)のビデオがあったためそれだけを異様に見返していて異様に記憶に残っている。親も劇場でEvolutionを見るくらいにはミュウ逆を絶賛していた。水の都は再放送とか映画祭でやってたため記憶に新しいが見る度に一番人気なのを納得させられてしまうのが悔しい。その他作品は後々DVDを借りて見返したが、エンテイは性癖だしセレビィはけっこう酷だったし我ココはミュウ逆の伏線が綺麗に回収されてたしどれも見応えがあった。

やはり当時の首藤監督特有のセリフ選びとか無印でしか出せない空気感があって唯一無二だし、サトシも成長途中のガキという感じがして今思うと微笑ましい限りである。

 

アドバンスジェネレーション

初回から最終話まで1番見てたキモリの成長過程だったりハルカがコンテストという別の志を持ちつつも最後の方で道が交わる展開だったりがアツくて好きだった。ハルカを今でも1番可愛いと思ってるので多分これが初恋だったと思う。

バトルフロンティアも当時初めて買ってもらったポケモンであるエメラルドでずっとやっていたが故にアニメでも一緒に攻略していってくれたのが楽しくて熱心に見てた。でもひねくれ幼稚園児だったので「ピカチュウより俺のメタグロスの方が強いけどな…」って思いながら見てた。金シンボル制覇に17年かかったのに。

映画も全て劇場で見ていたが、デオキシスが怖かったとかポルカ・オ・ドルカを聴くと涙腺が刺激されるとかハルカの水着とか断片的な記憶だけが残っている。前売り券についてたミュウは今もポケモンバンクで眠っている。

AGまでのベストアルバムは擦り切れるほど聴いた

 

ダイヤモンド・パール

こちらも初回からほぼ全て見ていた。コンテストきっかけでエイパムをヒカリと交換したり、シンジとヒコザルの存在だったりサトシ以外でポケモン側の意思でトレーナーを入れ替える顕著な例がいくつかあったのが印象的だった。

特にシンジは当時小学生ワイは普通に悪いやつやな~と思って見ていたが、最後のフルバトルは流石に心震えたし、シンジの描写も込で最終的には好きになってしまった。でもその後のタクトに全て持っていかれ、ここで大人の事情というものを強く痛感させられた。まあ逆に面白かったが。

映画もこの世代まで全て劇場で見ており、DSが導入されてニャースの注意の元、映画館でポケモンを受け取る瞬間がたまらなく嬉しかった。内容も幼稚園の頃よりは咀嚼できるようになっており、神々を軸とする話のスケール感に圧倒されていた。

 

ベストウィッシュ

序盤は見てた。何かと改変が入ったのは直ぐには受け入れられずとも、新しい展開楽しみだな~と思っていたら震災によりロケット団シリアス編が頓挫。またもや大人の事情を強く思い知らされることとなる。

がこの展開とは全く関係なくこの辺で小学校高学年特有のポケモン離れが発動し、ポケモンスマッシュと共に距離を置くこととなる。映画を見に行かなかったのは反抗期に突入して親と行きたくないみたいなのもあったと思う。ガキがよ。

だがゲームだけはやっており、Nに思い切り性癖をぶち壊されたのでエピソードNだけはちゃんと見てた。Nをサトシという存在を邂逅させたことによる化学反応はなかなかに良いものだった。

 

XY&Z

あんま見てない。ただこのくらいの時期になるとツイッターを見始めており、作画がすごいらしいぞ!との声で出戻りするという典型的なオタクの戻り方をしてしまった。

実際バトルシーンは噂に違わぬ凄さで、サトシゲッコウガがかっこよすぎて謎の涙が出たし終盤はサトセレでヒューヒュー言ってた。

映画もフーパマギアナをテレビで見たくらいなのでBW含めちゃんと見たい気持ちはある。レジジギガガガフンガフンガ

 

サン・ムーン

何だこのキャラデザ!?と思いながら見始めたが2話目でもう慣れてたし、それまでのシリーズと一変した話のテイストやニャビー回で一気に引き込まれてしまった。

といいつつアニポケを見る習慣がすっかり抜けていたためそこからまた空白期間があり、終盤で再び戻ってきたがリーリエ一家はゲームとはまた違う描写があったりアナザーサトシが出てきたり、アニメならではの展開があって好きだった。

映画はずっと離れていたが、高校の友人が一緒に見に行こうと言ってくれたおかげでキミに決めたから復帰。無印を振り返りつつも存在し得なかった夢オチ構想なども織り交ぜていて出戻りにはピッタリの一作だった。みんなの物語は悪役らしい悪役がいないのが逆に斬新だったし”今の”世代の子供たちに向けてのメッセージ性が強くて良かった。

 

新無印

何だかんだずっと話題にはなっていたがずっと見てなかった。が最後らへんは流石に見なければと思いマスターズエイト編の途中で復帰。サトシとシロナが互角に渡り合ってるだけでグッと来るものがあった。

本命のダンデはメガZダイマ全てを軽々いなし、熱砂の大地とか麻痺バグとか色々と絶望感が凄かった。今までの負けてきた経歴含めて最後までどうなるか分からずハラハラしたが、最後の演出は本当にズルかった。ゴウはメンヘラで、成長したサトシとの対比の存在として位置してるのがまた面白かったし、最後の成長過程を見届けられてよかった。

映画はこの時期にやったココ映画祭だけだがココが本当に良く、親子で見るコンテンツとなったポケモンにとってこれ以上ないメッセージ性が詰まっていて、ポケモン映画でここまで泣かされたのが初めてだった。作画レベルとか色々含めて歴代最高の作品だと思っている。

 

めざせポケモンマスター

ついに始まってしまった最終章。BGMとかカスミタケシとのやり取りとかOPとかEDとか全てが懐かしい上に、カスミとグレッグルが同時にタケシをしばいたりハハコモリモクロー抱えてたりロケット団ポケモンが集結したりと、世代間を超えた絡みがあったのが夢のようだった。

話自体は日常回がずっと続いていく感じだったがそれすらもかえって感慨深く感じた。特にゼニガメ回とジュペッタ回が好き。

ラティ絡みはサトシがラティアスと夢写しの存在を覚えているというだけでお腹いっぱいだったが、最後は”トレーナーとして”ラティオスと共闘することでラティオスを救えなかった映画のリベンジのような構成になっていたのが本当にアツかった。最後に「謎の少女、再び」で〆るのファンサが過ぎる。

そして迎えた最終回、バリヤードとママがお出迎えして、ママのコロッケを食べて、ピカチュウと日常を過ごして、今までのポケモン達や生涯のライバルシゲルや忘れかけてたケンジまで登場し、日常なのに夢のような時間だった。

そしてロケット団ピカチュウゲットの目的のもも案の定すぐ仲直りするのもらしかったし、そして何よりピジョットピジョットピジョットお前。ここで出てくるのはずるいって本当に。出てきてくれてありがとう。

「全てのポケモンと友達になること」が”きっと”ポケモンマスターになること、というのがサトシの答えだった。これはサトシがずっと言ってきたことでむしろそれ以外無かったし、人とポケモンの数だけ出会いがあるように、「ポケモンマスター」という答えもまた人の数だけあるのだろう。これからもピカチュウと一緒に旅をして、一緒にポケモンマスターになってくれ。

そしてエンディングは「タイプ・ワイルド」。本当に大好きな曲だし、サトシがこれからの旅でまた新しいスニーカーをボロボロぐつにしてしまうんだろう、そしていつか「ハロー、マイドリーム」と言うのだろう、という最終話にしてこれ以上なく当てはまっていた曲だった。

新シリーズへの橋渡しは「NEXT TIME…A NEW BEGINNING!!!」で、予告映像もすごいワクワクしたし、サトシとピカチュウの物語の幕ををしっかりと閉じてくれたからこそとても楽しみな気持ちでいられているのだと思った。

 

あとがき

最終回まで見届けましたが、サトシとピカチュウとの”出会い”は間違いなく自分に良い作用をしてくれたし、そんな2人の行く末を最後まで見届ける事ができて本当に良かったです。俺も新しい旅路を歩んでいきたいな。

26年間、お疲れ様でした。そしてありがとう。これからも良い旅を。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

【プレイ日記】自分だけの宝を探す旅【ポケモンSV】

ご閲覧いただきありがとうございます。

 

はじめましての方ははじめまして。
ノッルと申します。

 

この記事では思わぬ短スパンで発売されたオープンワールドの完全新作スカーレット・バイオレット、そのあまりに濃かった内容の感想をまたいつも通りダラダラ長文で綴っていこうと思います。マジで楽しかった。

 

※この記事はストーリー・新ポケモンの重大なネタバレを含みます。

 

 

新要素「テラスタル

まずビジュアルはとにかく綺麗。ダイマックスもビジュアル的にめちゃくちゃ分かりやすかったが本作もそれを意識しており、テラスタルの独特なSEからバキーン!と結晶が砕けるまでの「どのタイプなんだ…?」というワクワクを搔き立ててくれる演出がとにかく最高だった(環境が固まってくるとワクワクもクソも無いが)。

噓から出た実は天才でしかなかった

環境序盤のテラスタルはマジで意味わからんくて最高だった

内容発売前情報をほとんど入れてなかったのでタイプ変わるんか、ほーんとしか思っていなかったが、砂や雪の防御補正は残らないのに対して一致テラスの火力上昇や元タイプの一致補正の変化だけが残る「攻め側に都合が良すぎる」仕様だと感じた。再生回復技のPP8統一化も含めて受けるだけでは戦えなくしてやるぜという意思を感じたし、実際剣盾の時よりかはTODの頻度は減ったので中々上手い調整をしてきたなぁと感じた。

あとテラスタル後のタイプ変更を受け付けないという仕様も地味に面白く、特にパーモットのでんこうそうげきは使うと電気を使い果たすという技のところを電気テラスすることで連打できる、というのがコンセプト的にもビジュアル的にもバッチリ合ってて良かった。

ビジュアル満点

ポケモンのデザイン

天才。今作も例によって「なんだこいつ!?」感が強いポケモンが多くてめちゃくちゃ楽しかった。全部好きなのだが3部門+最高すぎるパラドックスポケモンは別枠に分けて褒めていきたい。

ビジュアル好きすぎ部門

マスカーニャ

立った。可愛すぎるのは言わずもがな、マジシャンというのもパフォーマーらしい今作の御三家のテーマにバッチリ当てはまってて良かった。トリックフラワーのエフェクトも最高。最も順当に進化した御三家だと思う。

えちすぎる

キラフロル

オモダカという宇宙人のような人から繰り出される異質感、花を(?)開いた時のモーション、毒化粧という特性の得体の知れなさ、どれを取っても面白い。特にエリアゼロでの野生の姿がなかなか衝撃的で一気に好きになってしまった。

モチーフとなる鉱石に沿った見た目、設定なのが良い

パオジアン

災厄系は全部良いので迷ったが、シンプルに剣ぶっ刺さってるのがかっこいいのですき。なのにモーションは尻尾で攻撃してるのもすき。それでいて300トンの雪崩を起こして遊ぶ無邪気な可愛さもあるのがすき。いや怖いわ。

かっこかわいい
コンセプト天才部門

ミガルーサ

最初見た時は普通にかっこいい魚だな~としか思ってなかったが、図鑑と図鑑説明を見て目が飛び出た。切り離したぜい肉が引っ付いているというのも骨が剝き出しなのもそれでエスパーになっているのも全部面白い。

赤色だったらグロ

ドドゲザン

キリキザンの習性を最大限活かした進化。進化方法も面白いしドゲザンや総大将も武将ならではだし実際ちゃんと強いのも良い(ナカヌチャンがキリキザンをカモにしているからドゲザンするようになった説もすき)。髪の毛を羽織(?)と椅子にしてるのも天才的なデザインしてた。

正面はほんとにかっこいい

イッカネズミ

1体(?)でカップルを成しているのも衝撃的だったが、子供のような何かでが増えているのもまあまあ怖かった。図鑑の「いつの間にか増えている」あたりの説明が何らかの風刺をしていそうなのが好き。

無機質な感じが怖い
元ネタの目の付け所が違う部門

ウェーニバル

最高。毎回自分の中で期待値が低い御三家を選んでワクワクしながら育てているがまさかこうなるとは思いもしなかった。見た目の華々しさに飽き足らず、戦闘中はリオのカーニバルの情熱的な動きしてるのが面白すぎるしかっこいい。選んだ御三家が最も予想外の進化したのが嬉しかったし、テラスタルした時の綺麗さも随一だった。

アクアステップのモーション良すぎる

飾りとテラスタルが似合ってる

ノノクラゲ

ウミディグダ路線のポケモン他にもいるかな~と思っていたが、まさかこんなのを温存してるとは思ってなかった。キクラゲ=メノクラゲにしよう!という発想からもう天才だし、メノクラゲが二本足で立って走り回る姿のシュールさには笑わざるを得なかった。剝がれ落ちた身体がちゃんと食べられてるのもキクラゲらしくて良い。

序盤のレイドで出てきてずっと笑ってた

シャリタツ・ヘイラッシャ

流れ的に寿司だけなら全然出うるコンセプトだが、まさかの大将までいるという用意周到っぷりで一杯食わされた気分だった。寿司だけに。「オレモヌシー」や対戦の性能も併せて大将あってこその寿司、寿司あってこその大将というカルチャーを海外に伝える良いきっかけになりそう。

ナチュラルに喋るな
パラドックスポケモン

イダイナキバ

ストーリーを進めていると初めてこいつに鉢合うわけだが、ドンファンっぽい見た目と名前のインパクトから「本当にポケモンなのか…?」という疑念が沸き、得体の知れないものと戦っているワクワクが止まらなかった。あとシンプルにめちゃくちゃかっこいい。

対峙した時のドキドキ感が異常

スナノケガワ

キモすぎる。最高。名前からはまず予想のつかないポケモンが出てきた上にレアコイルが地に足つけてるもんだから出てきた時思わず笑ってしまった。チヲハウハネも飛んでいるはずのものが地に足つけてることへの強烈な違和感があって最高だったが、レアコイルというメカメカしたポケモンを砂鉄という形で古代の姿を表現するのはあまりにも天才だった。

キモすぎて変な声出た

トドロクツキ

かっこよすぎる。最高。図書館の情報と名前の時点で大方予想は付いていたが、それでも感服せざるを得ないかっこよさだった。禍々しい色使いや装飾が我々の想像する古代生物の像そのもので、また古代でありながらメガボーマンダに寄ったデザインにしており、ここでメガシンカゲンシカイキとの関連性を掘り起こしてくるのも完璧すぎた。あと悪タイプが付いたのも元ネタがデビルマンなのが強調されてて良かった。ボーマンダ大好きマンなのでめちゃくちゃ嬉しかった。ありがとう。

かっこよすぎる

ピクニック

神ゲー。剣盾までの触れ合いは実用性だけで見たメリットは薄く、まあそれでも楽しかったのだが今作はこれで孵化厳選することになるため、自転車グルグルの虚無タイムがポケモンとの触れ合いの時間になるという神仕様だった。当然ポケモンと触れ合う時間も長くなるし、専用の歩きモーションや熟睡モーションを見れるのも楽しかった。

孵化厳選中とは思えない平和な光景

サンドイッチは今作のカレー枠だが、主人公が意地でも具材を自由落下させるのとそもそもの物理演算がヤバすぎるおかげでやたら高難易度のバカゲーになっていて楽しかった。具材はハム、レタス、トマトなど今までのシリーズ以上に現実に則した食材が多く、レストランのメニューとかも含めて生活感を強調されていてポケモン世界での暮らしの解像度を上げてくれているのが面白い要素だった(ハムって何のハム…?)。

惨劇

またメイン効果として遭遇パワーやタマゴパワーなどがあり、サンムーンのロトポンのような便利要素が復活したのもかなり嬉しいポイントだった。

グラフィック

マップグラフィック

今作がちゃんとしたオープンワールドということで、とにかくスケール感が大きくて最高だった。家を出た時点でこの世界観でポケモンを楽しめるということに感動して泣きかけてしまったし、どこへ行ってもポケモンがいる空間を駆け回れるのがとにかく嬉しくて道中の探索に限れば過去一楽しかったと断言できる。

家出てすぐこの光景なの強すぎる

高所からの眺めが最高

またこのマップを存分に楽しめる写真・自撮り機能や連れ歩き機能が屋外ならどこでも使えるのがありがたすぎた(それが進化条件になるなんて予想だにしなかったが)。

現在のトレーナーカード。ビリリダマ招集が大変すぎた

貴重な4ショット

大詰めのエリアゼロはもう何から語ったらいいのか分からないくらい最高だった。序盤からずっと入ってはいけないと言われていたことによりドキドキ感が最高潮まで掻き立てられたのだが、入った瞬間はあまりのスケール感に思わず息を呑んだし、地上では見かけないリキキリンやアーマーガア、キラフロルがうようよ居るのもあっていよいよ別世界に入り込んでしまったなと肌で感じられた。ウルトラサンムーンくらいでやりたかったんだろうな~という世界観を存分に創ってくれてほんとに良かった。

最高としか言えない

またスペインをモチーフにしている所もあり、すべての町が異国情緒溢れる雰囲気で良かった(直近でスペイン村に行っていたのもあって特に思い当たるところが多かった)し、パルデア十景という名を冠しているスポットが実は残念スポットだった、というここでも現実に則した要素があるのも面白かった。

スペイン陶器や広場、水道橋も再現

ハッサク先生の考え方すき

ポケモンの質感

最高。既存キャラはXYで完成された3Dモデルをずっと使っていくのかな~と思っていたので、ここでテコ入れが入るとは思わなかった。金属のテカテカ感や爬虫類系のウロコ感が最高なのは言わずもがな、立ち姿もより自然だったりかっこよくなったりしていたポケモンが多かったし、戦闘中と野生・ピクニック時のモーションも分けてくれていたのも細かくて良かった。

野生のフォレトスなかなかに衝撃的だった

ボーマンダ本当にかっこよくなった

進化前と同じはしゃぎ方するのすき

キャラメイク

XY以降の他のシリーズでもキャラメイクはできたが、今作は顔の作りこみの幅が段違いだった。髪型や目の色はもちろんのこと、目の形やアイメイクやリップメイクまで変えられるのでこれまでのシリーズではあったベース若干残ってる感がほとんど無くなり、完全オリジナルキャラにできるのが良かった。また男女の差が少ないとは感じていたがまさか全く同じビジュアルにできるとは思わず、それもまた時代に則していて面白い所だった。

顔がいい

BGM

いつも通り神。マップBGMはエリアごとにざっくり決められているがライドした時に疾走感のある曲調へと変化し、野生ポケモンとの戦闘曲へとシームレスに切り替わるようになっているのもオープンワールドならではという感じで良かった。特に南方面?でケンタロスオドリドリが出てきたあたりで情熱的なBGMが流れ出したのが世界観の演出として良すぎた。

戦闘曲は例によって最高なのばかりだが、ジムリーダー戦なんかは好評だった歓声を引き継いでいたのも良かったし、特にネモペパボタンのBGMはストーリーでそれぞれが背負った境遇が表現されることでそれぞれ違う感情が引きずり出されて素晴らしかった。

四天王&トップチャンピオンはイントロバグでこんな感じでいくんだ…と衝撃を受けたがランクマで聞いたら普通にかっこよくてまた衝撃を受けたし今となってはなかなか聞けないレア音源だったのでそれはそれでヨシ。

またエリアゼロのBGMは先にも述べたグラフィックとの調和で思わず聴き惚れてしまった。戦闘曲も併せてこの世界観でポケモンできるのが本当に感謝しかない。博士AIのBGMも得体の知れないポケモンと戦うドキドキ感が搔き立てられて最高だったし、ラストバトルで再序盤の曲をサンプリングされてもう泣くしかなかった。

アカデミー

今作はちゃんと学校というのが設定で終わらずちゃんと授業も受けられるが、中身がちゃんと学校の授業らしい要素が盛り込まれているだけでなく、特にキハダ先生やタイム先生の授業はちゃんとプレイヤーのためになる内容になっているのが面白かった。

ちゃんとためになる

歴史の人となるラベン博士

点数に関係ない質問の学校っぽさすごい

先生たちとは授業外でも親睦を深められるのがまた良くて、先生方の意外な一面だったり関係性が見えてくるのがギャルゲー感あって良かった。

ミモザ先生、存在がズル

キャラが濃い

あとアカデミーに年齢での入学制限が無いというのも現実の大学らしさがあるし、何歳からでも宝探しして良いんだよというプレイヤーへのメッセージ性にも読み取れて良かった。

学生!?オッサン!?って二度見した

ストーリー

今作も例によって超豪邸の主人公の家からスタートするのだが、クラベル校長が自ら生徒に家庭訪問しているのがもういい先生感丸出しで良かった。家を出て御三家を連れてネモ家まで歩く時間はLegendsにもあったがオープンワールドに慣れる&御三家の品定めをする時間が十分に取れて良い演出だった。

もうこの時間だけでだいぶ楽しかった

最初のバトルからもうネモの欲が丸出しなのだが、優等生らしく主人公を導きながらチュートリアルしてくれるのは良い役だったと思う。

タイプ相性ノルマ達成

驚いたのはコライドンの登場の仕方。もう再序盤のPVで威厳もへったくれもない感じはしていたが、ママのサンドイッチをあげて復活というアニポケのような展開が可愛らしくて一気に愛着が湧いた。と思いきや洞窟であんなかっこいい姿を見せられて一気に惚れた。情緒ぐちゃぐちゃ。

この落差よ

そこから学校までの道のりでもしこたま寄り道してしったのだが、町に着いても圧倒的作りこみで、町の散策が現実のように楽しかった。

懐かしの写真

そこからは3つのルートに分かれており、どこからでも進められるその自由度の高さはこれまでのシリーズの壁を取っ払った良さがあったしボリュームも段違いになってて良かった。

チャンピオンロード

いつも通りのジム&四天王めぐり。今作もジムごとのギミックというかジムテストがあり、ジムリーダーごとの本業(副業?)になぞらえた内容なのが面白い所だった。

見るだけで思い出が蘇る

四天王の関係性はこれまでのシリーズ屈指のゆるさで、挑む前のテストも含めてあくまでテストだという意識で挑ませてくれるのが新鮮でよかった。

面接やらかした時の反応すき

これは二次創作増えますわ

そしてこのルートで外せないのがネモの存在。戦うのが好きすぎて事あるごとに主人公に戦いを挑んでくるが、優等生かつバトルジャンキーのネモにはライバルらしいライバルもおらず、それ故素質のある主人公がいたことで初めて対等な存在ができる、という恵まれているようである種孤独な存在だった。

初めてのライバル

そしてチャンピオン同士の戦いは本当に楽しそうで、今までの気持ちがしっかりと爆発していて良かった。

表情の描写が細かい

クリア後に語られた本音も良い

レジェンドルート

一番泣いた。相棒のマフィティフの治療をしながらペパーの過去、そしてエリアゼロの真相に近づくストーリーだったが、ただただマフィティフに良くなってほしいペパーの想いがひたむきで、あまりのいい奴さに一気に好きになってしまった。

いい奴すぎる

コライドン&主人公とのやり取りも好き

ペパーかわいい写真集

そして最終盤でペパーの親への想い、コライドンやマフィティフとの関係も語られる。ペパーの傍には寄り添ってくれたマフィティフと何の悪意もないコライドンだけが残り、ペパーも孤独を抱えていたことが明らかとなった。ポケモンを昔からやってきてこれから親となる層に対するメッセージ性も多少なりともあっただろう。

そんなペパーの宝探しはエンディング後も続き、今まで目を逸らしていた感情と向き合い、亡くなってもなお愛していた親の生きていた証を拾いながら前を向くことを決意したのが綺麗なまとめ方だった。

前向きですき

スターダスト★ストリート

カシオペアの指示の元不良であるスター団を解散させる、というストーリーだがスター団はいじめを受けていた者たちの集まりであるということが徐々に判明していく。理由も真面目、目立つ、オタク、生意気、才色兼備という様々なものがあり、学校と言うテーマを扱う上で切っても切れない負の側面にちゃんと触れていったのは素晴らしかった。

なかなか攻めた問題にも踏み込んでる

ちゃんと友情芽生えてるのすき

そしてカシオペアとの決戦では案の定ボタンが出てくるのだが、それを見守っていたスター団と初めて対面し、互いが互いを宝だと思う気持ちがここで交わり合い、ボタンが真に孤独で無くなる流れが本当に良かった。

この5人本当にすき

ここに欠かせないのが校長の存在で、無理がある変装をしながら自らスター団カチ込みに協力し、しっかりとボタンとスター団を引き合わせた上でしっかりと責任を果たさせつつも学校に戻してくれるというどこまでも立派な大人だった。

ちゃんと頭を下げられる校長本当に大人

エンディング後では学校にスター団が学校に戻っていく様子が描かれ、ボタンがちゃんとボスらしく5人を見守っている構図が可愛いくて良かった。

スター団、見てるだけで微笑ましい

初めて友達というものが理解できたボタン

ザ・ホームウェイ

いよいよ3つのルートが交わり、パルデアの大穴へ向かうこととなる。頼もしい3人の仲間と大穴へ飛ぶ瞬間は本当にワクワクした。

最高のシーン

エリアゼロ内はレホール先生の言っていたような開拓済みの環境なのかと思いきや退廃的な空間が続いてドキドキしたが、3人が3人らしいテンションで常に会話しているため不安感を払拭してくれていて良かった。

打ち解け方すき

そして終盤に至るにつれてコライドンが連れてこられた経緯が分かり、ペパーも徐々に感情をむき出しにしていく。だが旅を経て宝物を取り戻したペパーが主人公を支え、コライドンにエールを送れるようにまで頼もしく成長したのは良い描写だった。

いい奴すぎる

寂れた研究所の中で、偽物と疑わしかった博士は既に亡くなっているという衝撃の事実が語られて流石に驚いた。AIから語られる博士の思想からはAIが人間よりも冷静な判断を下すというメッセージ性か、はたまたAIと違い人間は夢を見ることができるというメッセージ性なのか色々解釈できて良かった。

こういう展開だいすき

戦闘中は単なる戦闘ロボットかと思いきや古代の力に酔い痴れる博士の意思の様なセリフでもあって、純粋に勝負を楽しんでいるようにも見えるのが面白かった。

上位存在っぽいセリフ最高

3人が駆け付けた時にはもう全て終わっており、ペパーがAIに語り掛けた時にはもう届かなくなっていたのが切なかった。

こういう展開だいすき2nd

繰り出されたコライドンにはボールもロックされ、どうすることもできない…となった時、手持ちのコライドンのコマンドが光り、満を持してバトルフォルムになり背中を預けてくれる演出がとにかく最高でずっとコライドン頑張れ~~~という気持ちになってた。

このためのコマンドか~ってなった

泣いた

戦闘中は相手のコライドンの挑発から始まり、なんとかこらえるべき場面でこらえるがあり、最後はテラスタルで決める、という流れが綺麗に組み込まれることでドラマを演出しており、一人では立ち向かえなかったコライドンが主人公や仲間の力を貰って勝てるようになる流れになっているのも最高だった。

泣いた2nd

撃破後博士AI、もとい博士は色んな事にがんじがらめになっていたこともあってか主人公たちを羨んでいたのはどこか寂しさもあった。己を縛っていた全てから解放された博士は晴れて「冒険者」となり、古代へと発った。この「自由な冒険者」というフレーズはプレイヤーにも向けられていたようにも感じられた。

ペパーが一番聞きたかったであろう言葉を消える間際に言い放っていくの、本当にずるい

ペパーは知ってすぐ受け止めるにはあまりにも重い現実だったが、今まで孤独だったペパーおよびネモやボタンやコライドンにとっても新たな居場所である「私"たち"の家」に帰って「ザ・ホームウェイ」を締めくくったのが一つの物語として完璧だった。ありがとうポケットモンスター

宝物

総括

まずアルセウスと同年という短いスパンで出してくれたのが衝撃だったが、その短期間でグラフィック、ゲーム性、ストーリーをここまで仕上げてくれたのはありがとうとしか言えなかった。
色々と荒削りではあったが、後のアプデで気になる部分はだいたい修正されたし間違いなく「こんなポケモンがしたかった」を体現したような一作だった。要するに

楽しかった!!!ポケモン最高!!!

 

ここまで見ていただきありがとうございました!

 

DLCの感想は長すぎるので分けました