ノッルの雑記

人生ポケモン

【日記】俺とアニポケ【めざポケ最終話】

 ご閲覧いただきありがとうございます。

ノッルと申します。

 

2023年3月24日をもってしてアニメ「ポケットモンスター」シリーズはサトシとピカチュウにフォーカスを当てた物語の幕を閉じることとなりました。

思えば1999年に生まれた自分は物心ついた時からアニポケを見てきて、ゲームと共にポケモンというコンテンツに育てられてきました。

今回はそんな自分とアニポケとの思い出を振り返っていくだけの日記です。離れていた時期もあり、見てた時期の記憶も曖昧なので軽くにはなりますが、よければお付き合い下さい。

 

無印

物心ついてない。がポケモンサンデーという神番組の再放送のおかげで部分的にかいつまむことができた。ヒトカゲバタフリーなど主要なエピソードはポケサンのおかげで抑えられた気がする。あと家族でカラオケした時に一生めざポケを歌っていたらしい。

映画はミュウ逆ルギ爆ドキドキかくれんぼ(何故?)のビデオがあったためそれだけを異様に見返していて異様に記憶に残っている。親も劇場でEvolutionを見るくらいにはミュウ逆を絶賛していた。水の都は再放送とか映画祭でやってたため記憶に新しいが見る度に一番人気なのを納得させられてしまうのが悔しい。その他作品は後々DVDを借りて見返したが、エンテイは性癖だしセレビィはけっこう酷だったし我ココはミュウ逆の伏線が綺麗に回収されてたしどれも見応えがあった。

やはり当時の首藤監督特有のセリフ選びとか無印でしか出せない空気感があって唯一無二だし、サトシも成長途中のガキという感じがして今思うと微笑ましい限りである。

 

アドバンスジェネレーション

初回から最終話まで1番見てたキモリの成長過程だったりハルカがコンテストという別の志を持ちつつも最後の方で道が交わる展開だったりがアツくて好きだった。ハルカを今でも1番可愛いと思ってるので多分これが初恋だったと思う。

バトルフロンティアも当時初めて買ってもらったポケモンであるエメラルドでずっとやっていたが故にアニメでも一緒に攻略していってくれたのが楽しくて熱心に見てた。でもひねくれ幼稚園児だったので「ピカチュウより俺のメタグロスの方が強いけどな…」って思いながら見てた。金シンボル制覇に17年かかったのに。

映画も全て劇場で見ていたが、デオキシスが怖かったとかポルカ・オ・ドルカを聴くと涙腺が刺激されるとかハルカの水着とか断片的な記憶だけが残っている。前売り券についてたミュウは今もポケモンバンクで眠っている。

AGまでのベストアルバムは擦り切れるほど聴いた

 

ダイヤモンド・パール

こちらも初回からほぼ全て見ていた。コンテストきっかけでエイパムをヒカリと交換したり、シンジとヒコザルの存在だったりサトシ以外でポケモン側の意思でトレーナーを入れ替える顕著な例がいくつかあったのが印象的だった。

特にシンジは当時小学生ワイは普通に悪いやつやな~と思って見ていたが、最後のフルバトルは流石に心震えたし、シンジの描写も込で最終的には好きになってしまった。でもその後のタクトに全て持っていかれ、ここで大人の事情というものを強く痛感させられた。まあ逆に面白かったが。

映画もこの世代まで全て劇場で見ており、DSが導入されてニャースの注意の元、映画館でポケモンを受け取る瞬間がたまらなく嬉しかった。内容も幼稚園の頃よりは咀嚼できるようになっており、神々を軸とする話のスケール感に圧倒されていた。

 

ベストウィッシュ

序盤は見てた。何かと改変が入ったのは直ぐには受け入れられずとも、新しい展開楽しみだな~と思っていたら震災によりロケット団シリアス編が頓挫。またもや大人の事情を強く思い知らされることとなる。

がこの展開とは全く関係なくこの辺で小学校高学年特有のポケモン離れが発動し、ポケモンスマッシュと共に距離を置くこととなる。映画を見に行かなかったのは反抗期に突入して親と行きたくないみたいなのもあったと思う。ガキがよ。

だがゲームだけはやっており、Nに思い切り性癖をぶち壊されたのでエピソードNだけはちゃんと見てた。Nをサトシという存在を邂逅させたことによる化学反応はなかなかに良いものだった。

 

XY&Z

あんま見てない。ただこのくらいの時期になるとツイッターを見始めており、作画がすごいらしいぞ!との声で出戻りするという典型的なオタクの戻り方をしてしまった。

実際バトルシーンは噂に違わぬ凄さで、サトシゲッコウガがかっこよすぎて謎の涙が出たし終盤はサトセレでヒューヒュー言ってた。

映画もフーパマギアナをテレビで見たくらいなのでBW含めちゃんと見たい気持ちはある。レジジギガガガフンガフンガ

 

サン・ムーン

何だこのキャラデザ!?と思いながら見始めたが2話目でもう慣れてたし、それまでのシリーズと一変した話のテイストやニャビー回で一気に引き込まれてしまった。

といいつつアニポケを見る習慣がすっかり抜けていたためそこからまた空白期間があり、終盤で再び戻ってきたがリーリエ一家はゲームとはまた違う描写があったりアナザーサトシが出てきたり、アニメならではの展開があって好きだった。

映画はずっと離れていたが、高校の友人が一緒に見に行こうと言ってくれたおかげでキミに決めたから復帰。無印を振り返りつつも存在し得なかった夢オチ構想なども織り交ぜていて出戻りにはピッタリの一作だった。みんなの物語は悪役らしい悪役がいないのが逆に斬新だったし”今の”世代の子供たちに向けてのメッセージ性が強くて良かった。

 

新無印

何だかんだずっと話題にはなっていたがずっと見てなかった。が最後らへんは流石に見なければと思いマスターズエイト編の途中で復帰。サトシとシロナが互角に渡り合ってるだけでグッと来るものがあった。

本命のダンデはメガZダイマ全てを軽々いなし、熱砂の大地とか麻痺バグとか色々と絶望感が凄かった。今までの負けてきた経歴含めて最後までどうなるか分からずハラハラしたが、最後の演出は本当にズルかった。ゴウはメンヘラで、成長したサトシとの対比の存在として位置してるのがまた面白かったし、最後の成長過程を見届けられてよかった。

映画はこの時期にやったココ映画祭だけだがココが本当に良く、親子で見るコンテンツとなったポケモンにとってこれ以上ないメッセージ性が詰まっていて、ポケモン映画でここまで泣かされたのが初めてだった。作画レベルとか色々含めて歴代最高の作品だと思っている。

 

めざせポケモンマスター

ついに始まってしまった最終章。BGMとかカスミタケシとのやり取りとかOPとかEDとか全てが懐かしい上に、カスミとグレッグルが同時にタケシをしばいたりハハコモリモクロー抱えてたりロケット団ポケモンが集結したりと、世代間を超えた絡みがあったのが夢のようだった。

話自体は日常回がずっと続いていく感じだったがそれすらもかえって感慨深く感じた。特にゼニガメ回とジュペッタ回が好き。

ラティ絡みはサトシがラティアスと夢写しの存在を覚えているというだけでお腹いっぱいだったが、最後は”トレーナーとして”ラティオスと共闘することでラティオスを救えなかった映画のリベンジのような構成になっていたのが本当にアツかった。最後に「謎の少女、再び」で〆るのファンサが過ぎる。

そして迎えた最終回、バリヤードとママがお出迎えして、ママのコロッケを食べて、ピカチュウと日常を過ごして、今までのポケモン達や生涯のライバルシゲルや忘れかけてたケンジまで登場し、日常なのに夢のような時間だった。

そしてロケット団ピカチュウゲットの目的のもも案の定すぐ仲直りするのもらしかったし、そして何よりピジョットピジョットピジョットお前。ここで出てくるのはずるいって本当に。出てきてくれてありがとう。

「全てのポケモンと友達になること」が”きっと”ポケモンマスターになること、というのがサトシの答えだった。これはサトシがずっと言ってきたことでむしろそれ以外無かったし、人とポケモンの数だけ出会いがあるように、「ポケモンマスター」という答えもまた人の数だけあるのだろう。これからもピカチュウと一緒に旅をして、一緒にポケモンマスターになってくれ。

そしてエンディングは「タイプ・ワイルド」。本当に大好きな曲だし、サトシがこれからの旅でまた新しいスニーカーをボロボロぐつにしてしまうんだろう、そしていつか「ハロー、マイドリーム」と言うのだろう、という最終話にしてこれ以上なく当てはまっていた曲だった。

新シリーズへの橋渡しは「NEXT TIME…A NEW BEGINNING!!!」で、予告映像もすごいワクワクしたし、サトシとピカチュウの物語の幕ををしっかりと閉じてくれたからこそとても楽しみな気持ちでいられているのだと思った。

 

あとがき

最終回まで見届けましたが、サトシとピカチュウとの”出会い”は間違いなく自分に良い作用をしてくれたし、そんな2人の行く末を最後まで見届ける事ができて本当に良かったです。俺も新しい旅路を歩んでいきたいな。

26年間、お疲れ様でした。そしてありがとう。これからも良い旅を。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!