ご閲覧いただきありがとうございます。
ノッルと申します。
皆さんシーズン10お疲れ様でした。
今回はDLC解禁前から強いと思っていたゴリラドランを入れた並びで何とか最終3桁に食い込めたので記事として残しました。部分的にでも見ていってくれると嬉しいです。
簡易解説
トドロクツキ 意地 H132 A164 B84 D4 S124
カイリュー 意地 H196 A252 S60
テツノツツミ 臆病 B4 C252 S252
水ウーラオス 陽気 A252 B4 S252
ゴリランダー 意地 H4 A252 S252
ヒードラン 穏やか H244 B20 D28 S212
戦績
メイン
サブ
コンセプト
優秀な耐性で高いサイクル適正を持ちながら自身も詰め筋となれるゴリラドランでサイクルを回し、盤面が整い次第高火力アタッカーのパワーを押し付ける。
構築経緯
DLCでグラスラや10万馬力が解禁され、環境トップに強く出られそうなゴリランダーから組み始め。
↓
ゴリラのグラスフィールド(以下GF)により行動保証が得られ、ゴリラの苦手なサーフゴー等に強く出られるヒードランを、前期使われて強いと感じた鬼火ステロ型で採用。
↓
2体だけだと相手のサイクルを崩せずジリ貧になりがちなので、決定力のある眼鏡テツノツツミ、鉢巻カイリューを採用。
↓
ここまでパオイーユイやキョジオーン、コノヨザル展開に弱かったのでその辺をまとめて見れそうな隠密マント水ウーラオスを採用。
↓
ブーエナが余っていたためヒードランの鬼火ステロ展開と相性が良く、DLCで叩き落とすを習得して積みエースとして強そうなトドロクツキを採用。
基本選出・立ち回り
基本①
先発で超火力を押し付け、不利対面はゴリラドランに引いて盤面を整える。相手の先発の襷持ちや岩オーガポンにもツツミのクイタンから展開しやすい。
基本②
最終的にこれを一番多く出してた。ドランをクッションとして鉢巻眼鏡の火力を押し付ける。
対受けルもこの選出で、ラッシャの眠りターンにツツミを出す→交代先ラッキーにクイタンを打ちカイリューとの対面を作る→交代先のラッシャに鉢巻の火力を押し付ける、という流れで何とかしていた。ドランの鬼火ステロやゴリラの叩きのサポートがあるとなお崩しやすい。
対キョジオーン・コノヨザル入り
@2
塩入りの他、ウーラオスの通りが良さそうならこの選出をしていた。剣舞したターンに引かれなければだいたい崩せる。マントのおかげでコノヨの電気玉も無力化できるのも美味しい。残り2枠は相手によりけりだがゴリラドランを出しがちだった。
トドロクツキ展開
GF下のドランでステロを撒き、できれば物理ポケモンに鬼火を入れて全抜き体制を整える。岩オーガポン+イダイトウのような対面構築や、ウォッシュロトムなど生半可な物理受けしかいないパーティーへの選出が多かった。
個体解説(構築経緯順)
ゴリランダー(ヒデヨシ)@オボン
テラスタイプ:岩
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
努力値:H4 A252 S252
実数値:176-194-110-x-90-137
グラスラ/叩き落とす/10万馬力/テラバ
・H GFの回復効率重視で16n
帰ってきたグラスラゴリラ。技威力の弱体化や炎オーガポン・イーユイの増加で多少の動きづらさは否めなかったが、苦手なカイリュー・炎ガポン・飛行ランドは岩テラバでの対面突破ができるため試合の詰め役としても強かった。
持ち物はチョッキでも良かったが、物理アタッカーへの行動回数も増やせるオボンの方がより適していると感じた。
ヒードラン(ヒードランゴ)@食べ残し
テラスタイプ:フェアリー
特性:炎の身体
性格:穏やか
努力値:H244 B20 D28 S212
実数値:197-99-129-151-143-124
噴煙/ヘビーボンバー/ステロ/鬼火
・準速キノガッサ+2
・ハバタクカミのC252眼鏡シャドボ→食べ残し込みで99.7%で2耐え
ほぼ全ての試合で選出していたMVP。増加傾向だった電磁波カミやサフゴにも後投げできるので、交代先に鬼火やステロを入れて試合のテンポを取れた。またここまでSに振ることでほとんどのカイリューの上から鬼火を打てるので、地震を受けてもう1ターン強引に動けるのも強かった。
あらゆる水テラスに弱いが、ゴリラと組ませることで水テラスを切らせないor切られてもグラスラで倒す展開に持っていけるのでその点でも相性が良かった。
テツノツツミ(ツツツツツミ)@眼鏡
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
性格:臆病
努力値:B4 C252 S252
実数値:131-90-135-176-80-206
ドロポン/フリドラ/冷B/クイタン
破壊神。初手で対面しがちな炎オーガポンを幾度となく水テラスドロポンで吹き飛ばした。今までドロポンの命中だけで忌避していたが、リスクに見合った強さはしていたと思う。
苦手な襷持ちはクイタンで、カミはドラン引きで対応できる。下手に一貫性の高いフリドラを打つと打点が足りずに切り返されることが多い点だけ注意。
カイリュー(アオキ)@鉢巻
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
努力値:H196 A252 S60
実数値:191-204-115-x-120-108
逆鱗/地震/アイススピナー/神速
・H 16n-1
・4振りFCロトム抜き
特に言うこともない鉢巻カイリュー。あまり警戒されておらず100周回って刺さってた気がする。
アイススピナーは逆鱗は打ちたくないがカイリューやディンルーへの高めの打点が欲しい時に打っていた。あとゴリニューラやフワライドバトンへの気持ち程度の対策でもある。
ウーラオス(ぼくはくま)@隠密マント
テラスタイプ:毒
特性:不可視の拳
性格:陽気
努力値:A252 B4 S252
実数値:175-182-121-x-80-163
水流連打/ドレパン/冷パン/剣舞
前期使っていた壁構築エースの流用だが単体でも強かった。現環境だと毒テラスが偉く、カミ・ガポンの弱点技やラオスミラーで飛んでくる格闘技を半減に抑えられる上、GF下だと地面弱点を消せるのも噛み合っていた。
トドロクツキ(オツキミ)@ブーエナ
テラスタイプ:飛行
特性:古代活性
性格:意地っ張り
努力値:H132 A164 B84 D4 S124
実数値:197-198-102-x-122-155
アクロバット/叩き落とす/龍舞/羽休め
・準速ガブ抜き S+2で最速ブーストツツミ抜き
・1舞テラスアクロバット→HB特化カイリューをステロ込みで確1
・ハバタクカミのC252眼鏡テラスムンフォ→テラス後確定耐え
趣味枠。飛行+悪の範囲をタイプ受けできるのが現環境だとドドゲザンくらいしかいないため、ドランで場を整えた後の抜き性能が凄まじかった。
パオジアンやヘイラッシャがいるだけで出す気が失せるので選出率は低かったが、パーティ単位で重いイーユイを選出画面で押さえてくれる役割はあったと思う。
重いポケモン・並び
スカーフイーユイ(+物理受け)
トドロクツキの圧で被選出率は低めだったが、実はスカーフ悪波打たれてるだけで崩壊する。ウーラオスはサイキネで毒テラスごと貫通される。大抵カバルドンやヘイラッシャなどの物理受けと組んでいるのでトドロクツキも出しづらい。
ドラパルト
上から動けるポケモンがおらず、鬼火電磁波のどちらかが通るため簡単に不利展開を作られてしまう。電磁波カミと違ってドランで倒しづらいのも厄介。
鋼テラスカイリュー
本来カイリューをスムーズに処理できるツツミの氷技やカイリューの逆鱗神速を逆に起点にしてくるためそこそこきつかった。シーズン終盤で増加傾向にあったので、非テラスカイリューにドロポンを打つくらいの気概は必要だったかもしれない。
今シーズンの所感など
DLCでまさかのオーガポン参戦や電磁波カミ急増で波乱のレギュD最終シーズンだったが、屈することなく久々の最終レート1900越えを達成できて良かった。
ただタイプ受けを軸とする以上、交代読みで簡単に崩壊する構築ではあったのでレギュEではこの穴を埋められる構築を組んでいきたい。環境の動きもあんまり無さそうだし。
あと最近はYoutubeでポケモンの実況動画・ネタ動画をマイペースに上げてるので、見てくれると喜びます。チャンネル登録してくれると泣いて喜びます。この構築を使った対戦動画も上げてます。
ここまで見ていただきありがとうございました!